夏に比べて、少しずつ太陽の眩しさが減り、朝夕との温度差が大きくなって夜の時間が増えてきましたね。夏の疲れを癒して、体がリラックスできるお茶を飲みながら、秋の夜長を楽しむのはいかがですか?
お茶は、体を温めて体の内側から作用します。体を潤し、リラックスさせる作用や、デトックスの働きがあるものもあります。また体の中から血の循環を良くして、代謝を良くするものもあります。
その日の気分や体調によって選ぶのも良いですよね。
秋にお勧めハーブティ 8選
ルイボスティー
アフリカ原産の赤いお茶で独特な風味で、抗酸化作用があります。「クェルセチン」という抗ヒスタミンに有効な成分があるので、アレルギーの緩和に期待できます。秋のブタクサなどにアレルギーがある方にはお勧めです。
またその強い抗酸化作用からアンチエイジングも期待できます。カフェインが入っていないので、夜でも飲むことができます。
ジンジャーティー
生の生姜をすりおろして絞った生姜汁を紅茶に入れると、体を温める作用が高くなります。また夏の疲れで食欲がない時にも食欲を促し、消化も助けます。胃のむかつきや吐き気を抑える作用があります。体と肌に対して抗炎症作用があり、美容にもよいですね。
ピリッと刺激的な風味で良い気分転換にもなります。
※妊娠中の方は使用を避けましょう。 胆石のある方は医師に相談しましょう。
シナモンティー
シナモンのスパイシーな独特な香りは、秋の夜長にピッタリで癒されますね。シナモンは体を温める作用が強いので、涼しくなってきて体が気温の変化に対応できない時にもお勧めです。消化不良や吐き気、風邪の症状にも良いです。血の循環を良くすると共に、毛細血管を強くする作用があり、美容にも良いですね。神経強壮作用もあるので、精神的な疲れや不安を感じる時にも助けになります。
※妊娠中の方は使用を避けましょう。またシナモンにアレルギーがある方は避けましょう。
トゥルシーティー
日本ではあまり馴染みのないお茶ですが、「ホーリーバジル」とも呼ばれ、インドでは良く飲まれているお茶です。鎮静と活性の力があります。ストレスが多くて、ホルモンバランスが崩れている時にはお勧めのお茶です。アンチエイジングも期待できます。
ノンカフェインで、夜でも安心して飲むことができます。
※シソ科の植物なので、シソやバジルにアレルギーがある方は、避けましょう。
ホワイトティー
中国茶のひとつです。茶葉を使った弱発酵茶で白い産毛があることから、「白茶」と呼ばれています。夏の強い日差しで、皮膚のコラーゲンが破壊され、しなやかさやみずみずしさが失われた肌の回復のためにお勧めです。カテキンや抗炎症作用の成分が含まれていて、最近は「美人茶」ともいわれる高級茶です。
カフェインが入っているので、多飲はお勧めしません。
タンポポ茶
肝臓の機能を助けると言われています。また利尿作用があるので、夏に水分をとりすぎた浮腫みも解消します。夏にビールを飲みすぎた方は、肝臓を癒して秋を迎えた方が良いですよね。
※キク科の植物なので、キク科の植物アレルギーがある方は避けましょう。胆のう管、胆嚢炎、腸の障害がある方は避けましょう。
緑茶
言わずと知れた身近な日本茶の緑茶です。近年特に注目されています。抗酸化作用、抗菌作用が強いお茶です。
夏の日差しでダメージを受けた肌のしわの生成を抑える作用があります。緑茶にはカテキンやテアニン、などの有効成分が入っていてカテキンは強力な抗酸化作用があり、活性酸素を除去します。またテアニンはリラックスさせてくれる作用があるので、ストレスが多い時にもお勧めです。
カフェインが入っているので、多飲はお勧めできません。
カモミールティ
カモミールティーは、消化促進作用があるので、食べ過ぎた時にはお勧めです。また、ホルモンバランスの回復や精神的にリラックスさせて、安眠を促す作用があります。夜にぐっすり眠ることで、夏の疲れを吹き飛ばしましょう。ノンカフェインのお茶です。
※キク科の植物なので、キク科の植物アレルギーがある方は避けましょう。
<参考>
イートプリティ ジョリーン・ハート 徳間書店
ウィキペディア シナモン https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%83%A2%E3%83%B3