ビタミンCたっぷりのキウイフルーツは健康・美容の強い味方です。みずみずしい果肉とプチプチした種が美味しさを引き立てます。
キウイフルーツの特徴
キウイフルーツはマタタビ科の植物で、茶色のふかふかの微毛に覆われた果皮が特徴的な果実です。一般的に緑種と黄色種が販売されています。内部に細かい種があり、独特な食感があります。
タンパク質の分解酵素を含んでいます。
グリーンキウイ、ゴールデンキウイ、レインボーキウイ、ベビーキウイなどがあります。
キウイフルーツの歴史背景
原産地は中国ですが、ニュージーランドでの栽培が始まり、改良されて今に至ります。日本には1966年に輸入されて、みかんの転作作物として急速に広がりました。
キウイフルーツの名前の由来
キウイフルーツは、ニュージーランドに生息する「キウイ」という鳥にちなんで、輸出する際にその名前がつけられました。
キウイフルーツの流通
国産のキウイフルーツは12月から4月が旬です。ニュージーランドでは5月から12月でちょうど逆になります。
国内での主な産地は、愛媛県、福岡県、和歌山県です。輸入はニュージーランドが多く、その他チリ、アメリカ、中国からも少し入ってきています。
キウイフルーツの選び方
キウイフルーツは、収穫後に追熟が必要なフルーツです。そのため、収穫後にしばらく貯蔵してから出荷されます。
選ぶときには、毛が損なわれておらず、熟れすぎていないものを購入しましょう。
キウイフルーツの保存方法
キウイフルーツは、購入後10℃前後で保存しましょう。まだ熟れていない固いものは、リンゴと一緒にポリ袋に入れておくと早く熟れます。
キウイフルーツの栄養
ビタミンCを豊富に含みます。その他ビタミンE、カリウム、食物繊維も含まれています。
東洋医学から見たキウイフルーツ
属性
寒熱「寒」
収散「収」
潤燥「潤」
臓腑「胃・腎」
五味「酸・甘」
東洋医学的効能
・清熱除煩:体内の余分な熱を収め、ストレスを解消する。
・利尿通淋:利尿して泌尿器結石の排除を助ける。
・催乳:体を丈夫にして、出産後の方の乳汁分泌を促進する。
体質相性
・熱っぽい「肝陽亢盛」で高血圧の人には合っています。
・「陽虚」で冷え性の人は余計に冷える可能性があるので控えめにしましょう。
・胃腸の弱い「気血両虚」や「老人」の人は寒性であるキウイフルーツは、あまり体質に合いません。
・「陰虚」の方は胃を荒らすため、また「妊婦」の方には体を冷やすので、控えめにしましょう。
キウイフルーツの美味しいレシピ
キウイフルーツのスムージー
材料
キウイフルーツ(熟しているもの)2個、小松菜20g、生姜1カケ、ブドウ10粒、アボカド1個、セロリ30g、レモン1/2、はちみつ大さじ1
①キウイフルーツは良く熟れているものを用意する。皮を剥いて数等分に切る。
②小松菜、セロリはよく洗い水を切る。小松菜、セロリは細かく切る。
③アボカドは皮と種を取り除き、細かく切る。
④ブドウはよく洗い、皮と種を取り除く。
⑤生姜は少量すりおろす。レモンは半分に切り絞り果汁を作る。
⑥ブレンダーに全ての材料を入れて、なめらかになるまで撹拌する。
⑦器に盛りつけて、出来上がり!
イメージ
作ってから時間が経つと栄養成分が減るので、なるべく早めに飲みましょう。
<参考>
ウィキペディア キウイフルーツhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%84