茶殻を使ったレシピ

 

緑茶には色々な有効成分があります。βカロチン、βクリプトキサンチン、ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンK、カリウムやその他のミネラル、カテキン、テアニンなどが含まれますが、βカロチンやβクリプトキサンチンなどの脂溶性のビタミンは、お茶の液体には出ないのです。

お茶の浸出液を出した後のお茶殻には、そのような有効成分が多く残っています。

使わないのはもったいない。ちょっと発想を変えて、有効成分を捨てずに美味しい料理へと生まれ変わらせませんか?

小さい一歩ではありますが、今後の食料を事情を考えたSDGsの対策のひとつにもなります。今まで捨てていた食材を有効利用するひとつの方法です。

ただ、カフェインを少し含んでいるので、一度に食べる量はあまり多くならないようにしましょう。

1)お茶の佃煮

材料
茶殻、アサリ水煮缶1缶、山椒適量、砂糖大さじ3、みりん大さじ2、醤油大さじ4

①茶殻は良く水を切って、乾燥させる。あさりの水煮缶は開けて水を切っておく。

②鍋に水100ml、砂糖、みりん、醤油、山椒を入れて中火にかける。

③煮立ってきたら茶殻とあさりの水煮缶を入れて、焦げないように気をつけて弱火でじっくり煮る。

水分がなくなったら火を止める。

保存容器に入れて、冷蔵庫で保存し1週間程度で食べてください。

 

イメージ

2)お茶のしゃぶしゃぶ

材料2人分
茶殻、牛肉薄切り200g、豆腐1/2丁白菜1/8株、長ねぎ1本、小松菜50g、もやし50g、人参1/2本、だし汁、柚子1個、みりん大さじ1、醤油大さじ1.5、ゴマペースト大さじ1

①茶殻は良く水を切って、乾燥させる。

②野菜は良く洗う。人参は皮をむいて千切りにする。

③白菜は4cm程度のざく切りに、長ねぎは斜め切りにする。豆腐は水をきり一口大にする。牛肉は取りやすいように広げて並べる。

④柚子は皮をむき、千切りに切る。果汁を絞り、みりん、醤油を足す。ゴマペーストと砂糖、醤油を合わせてタレをつくる。

⑤鍋にだし汁を入れて、茶殻をたす。

⑥だし汁が煮立ったら、牛肉や野菜を入れてタレをつけて食べる

 

イメージ

3)お茶のふりかけ

材料

茶殻、桜えび20g、ちりめんじゃこ20g、かつお節15g、白ごま大さじ1、塩、しょうゆ小さじ1.5

①茶殻は良く水を切って乾燥させる。

②フライパンに茶殻を入れて、かつお節、醤油を入れて、弱火で炒り完全に水分を飛ばす。

③水分が飛んだら、ちりめんじゃこ、桜えびを加えてさらに炒める。

④味をみて、塩を入れて調整する。白ごまを加えて火を止めて冷ます。

⑤保存容器に入れて、保存する。

冷蔵庫で保管し、なるべく早めに食べてください。

イメージ

4)お茶の和風ハンバーグ

材料2人分

茶殻、合挽き肉200g、玉ねぎ1/2個、パン粉20g、卵1個、塩コショウ、大根1/4本、柚子1個、舞茸50g

①茶殻は良く水を切って乾燥させる。

②玉ねぎは皮をむいてみじん切りにする。舞茸は小分けにする。

③ボウルに玉ねぎ、合挽き肉、茶殻、パン粉、卵、塩コショウを入れて、よく混ぜながら練り合わせる。

④大根は皮をむいて、大根おろしをつくり水分をきる。柚子は皮をむいて果汁を絞り、皮は千切りに切る。果汁は醤油とみりんと合わせて柚子ダレをつくる。

⑤フライパンに油を入れて、舞茸を炒めて塩コショウで味付けする。

⑥皿にハンバーグを盛り付けて、上に大根おろしとタレをかけて、付け合わせの舞茸を添える。

イメージ

5)茶葉チャーハン

材料2人分

茶殻、鮭ほぐし身100g、卵2個、玉ねぎ1/2、ご飯300g、白ごま少々、醤油小さじ1、塩、コショウ、油

①茶殻は良く水を切って乾燥させる。フライパンで乾煎りする。

②玉ねぎは皮をむいてみじん切りにする。鮭は焼いてほぐしておく、またはほぐし身を用意する。

③卵は割りほぐし、ご飯に混ぜ合わせる。

④深めのフライパンか中華鍋に油をいれて、火をつける。

⑤玉ねぎを入れて炒める。

⑥肉に火が通ったら、鮭のほぐし身と茶葉を加えてさらに炒める。

⑦卵が混ざったご飯を入れて、パラパラになるように炒める。

⑧塩コショウ、醤油で味付けをする。

⑨味がなじんだら、白ごまを加えて皿に盛り付けて出来上がり!

 

 

イメージ

トップへ戻る

 

ホームへ戻る