日本人の食事からの塩分の摂取量は、平均的に摂り過ぎています。 令和5年の国民栄養調査での平均塩分摂取量は、9.8gでした。 2020年の食事摂取基準で塩分の一日の目標摂取量は男性7.5g、女性6.5gとされています。 日常的に塩分が多い食生活をしていると、血圧が上がりやすくなったり腎臓に負担がかかりやすくなります。 普段から食事の中の塩分をなるべく少なくするようにしましょう。 減塩の味付けの工夫 ①だしを使う。 ②スパイスやハーブ類を使う。 ③酢や柑橘類などの酸味を使う。 ④にんにく、生姜、ごま油、唐辛子、わさび、からしなども利用する。 ⑤下味はつけずにかけ醤油(スプレー醤油も効果的)にする。 ⑥パクチー、パセリ、シソ、セロリ、春菊などの香味野菜を利用する。 減塩レシピ 1)鮭のカレー焼 材料2人分 生鮭切り身2枚、小麦粉、カレー粉、白ワイン、ほうれん草50g、冷凍コーン20g、油、コショウ、レモン1/2個 ①ほうれん草を洗い、茹でて水にとり絞ってから、5cmくらいの長さに切る。冷凍コーンと油で炒め、コショウをふる。 ②生鮭に白ワインを振っておく。レモンをスライスに切る。 ③生鮭に小麦粉とカレー粉を振りかける。 ④フライパンに油を入れて中火にかけて、温まったら魚を入れる。 ⑤片面に焼き目がついたら、もう片面も焼く。 ⑥皿に鮭とレモン、ほうれん草ソテーとを盛り付けて出来上がり! イメージ 2)鶏肉のハーブ焼き 材料2人分 鶏モモ肉2枚、コショウ、ローズマリー、バジル粉、白ワイン、クレソン(飾り用) ①鶏モモ肉は切り目を入れて開く。白ワインを振っておく。 ②鶏モモ肉にコショウ、ローズマリー、バジル粉をまんべんなく付ける。 ③付け合わせのクレソンは洗ってちぎっておく。 ④フライパンに油を入れて、皮が下になるように入れて中火で焼く。 ⑤皮に焼き目がついたら、ひっくり返してもう片面も焼く。蓋をして弱火にする。 ⑥鶏肉に完全に火が通ったら、皿に盛り付けてクレソンを飾りつけて出来上がり! イメージ 3)白身魚のレモンマリネ 材料2人分 タラ切り身2枚、酒、片栗粉、油、レモン1/2個、パプリカ1/2個、ピーマン1個、玉ねぎ1/2個、酢大さじ2、砂糖小さじ1.5 ①タラに酒を振っておく。 ②玉ねぎは皮をむき、くし切りにする。パプリカとピーマンは薄めのスライスに切る。 ③レモンは輪切りに飾り用に数枚切り、残りは絞る。レモンの絞り汁と調味料を合わせて、野菜を浸しておく。 ④鍋に油を多めに入れて中火で温める。 ⑤タラに胡椒をかけて、片栗粉をまぶし、④の鍋で揚げ焼きにする。 ⑥魚が揚がったら野菜の浸してあるレモンマリネの汁につける。 ⑦味がなじんだら、出来上がり! イメージ 4)小松菜の煮びたし 材料2人分 小松菜1/3わ、油揚げ1/2枚、だし汁、みりん小さじ1、醤油小さじ1 ①小松菜は良く洗い、4cmくらいに切る。 ②油揚げは熱湯で油抜きをして短冊切りに切る。 ③鍋にだし汁とみりん、醤油を入れて中火にかける。 ④汁が煮立ってきたら、油揚げと小松菜を入れる。 ⑤小松菜がしんなりして火が通ったら、器に盛り付けて出来上がり! イメージ 5)肉野菜炒めゴマ風味 材料2人分 キャベツ50g、もやし1/3袋、人参1/3本、ピーマン1個、玉ねぎ1/2個、セロリ30g、豚小間肉100g、にんにく1カケ、油、ごま油、胡椒、醤油小さじ1、白ごま(すりごま) ①豚小間肉はほぐして酒を振っておく。 ②野菜は良く洗い、キャベツとセロリの葉はざく切り、人参は短冊切り、玉ねぎ、ピーマン、セロリの茎はスライスに切る。にんにくはスライスに切る。 ③フライパンに油を注ぎ、にんにくを入れて中火で加熱する。 ④ニンニクの香りがたったら、肉を入れて炒めて、胡椒と醤油をかけて、火が通ったら皿にだす。 ⑤再度フライパンに油を入れて、人参、キャベツ、玉ねぎ、もやし、セロリを入れてやや強火で炒め、半分火が通ったらピーマンを入れて、肉を入れる。 ⑥火を止める前にごま油をひと回し入れて、香りを立たせ火を止めて皿に盛り付ける。最後に白すりごまを上からかける。 イメージ 高血圧の食事について詳しくはこちらをご覧ください。 トップへ戻る ホームへ戻る ... Read More | Share it now!
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