その飲み物、あなたを老けさせる原因かも?!

その飲み物、飲み続けて大丈夫でしょうか?

近年、色々なドリンクが流行っていますが、それはあなたの体を老けさせ、疲れさせる原因や病気になる原因になるかもしれませんよ!

 

①タピオカミルクティー

タピオカミルクティー1杯(500ml)でどのくらいのカロリーがあるか知っていますか?

なんと、400kcal~600㎉と言われています。大きめのカットケーキやラーメン1杯分に相当します。

なぜかというと、タピオカミルクティーの原料はタピオカや砂糖が大量に入っているからです。その上お店によってはクリームが入っているものもあります。

タピオカは入れずにミルクティーだけで、砂糖の量がどのくらい入っているかというと、お店によっても違いはあると思いますが、おおよそ砂糖だけで60~80g入っていると思われます。それを角砂糖で換算すると20~27個分です。

タピオカの糖分は入っていませんので、その分も合わせるとプラス糖分50gが加わり、200㎉で角砂糖17個分です。合わせて砂糖130g、角砂糖44個分があの1杯に入っています

それだけの砂糖が一気に体に入ると、その影響を考えると怖いものがあります。

砂糖の摂りすぎは、急激な血糖値の上昇を引き起こし、体を老けさせるAGEというものができます。それに確実に脂肪が増える原因になります。

それだけではなく、定期的に飲み続けると、糖尿病を引き起こしたり中性脂肪を上げて脂肪肝や動脈硬化になるかもしれませんよ。

 

AGEとは:必要以上の糖分により、体内で血糖値が高くなり、タンパク質や脂肪に糖分が付いて糖化することです。そして糖化したものが体温で熱せらせることで、ベタベタのキャラメルみたいになり、細胞を劣化させていきます。しわやシミができやすくなりますし、動脈硬化を進めるなど怖い反応です。

角砂糖は1個3gで計算をしています。

 

②フラペチーノ

カフェで人気のフラペチーノのカロリーは、トールサイズクリーム入りで300~350㎉前後です。

中ぐらいのサイズのカットケーキ1個分くらいに相当します。タピオカミルクティーよりは低めですが、砂糖は48g~50g程度とかなり入っています。

冷たいと舌は甘さが感じにくいので、美味しいと感じるようにするには砂糖の量をけっこう甘くしないと感じないのです。

フラペチーノと合わせて、マフィンやケーキなどと合わせて食べるとおよそ800~1000㎉程度摂ることになり、食事1食分以上になります。それに砂糖の摂りすぎで、血糖値の急上昇しますAGEを生産し、老ける原因となるとともに糖尿病や動脈硬化のリスクも増えます。

 

③缶コーヒー

お手軽に飲める缶コーヒー、最近は色々な種類もでています。お手軽なだけに一日何本も飲んでしまう人もいるかもしれません。

缶コーヒーの多くは、コーヒーにあらかじめ砂糖とミルクが入っているものが多いですよね。砂糖の量は結構入っています。小さい缶でも砂糖は12~15g位(角砂糖だと4~5個)入っているものが多いです。大きい缶やペットボトルはそれ以上です。微糖のコーヒーでも角砂糖2個分くらいは入っています。無糖のものであっても添加物は入っています。主に使われている添加物は乳化剤や安定剤、デキストリン、アセスルファムKなどの甘味料、香料などです。

それを一日のうちに、何回も飲むと砂糖の摂りすぎにつながります。

コーヒーを飲むのであれば、最近ではドリップしたてのコーヒーが手軽に飲めるようになってきていますし、あらかじめ作られた味よりも、ご自身で甘さを調整できるものにした方が良いのではないでしょうか?

 

④ジュース(炭酸飲料・清涼飲料水)

気の抜けた炭酸飲料を飲んだことがありますか?まさにシロップを薄めた味ですよね。砂糖水そのものです。

ジュースは、砂糖や甘味料に色々な添加物を加えて、人工的に味付けや色付けしているものがほとんどです。その砂糖の量は、ペットボトルの500㎖サイズの炭酸飲料でおおよそ50~60g入っています。角砂糖16~20個程度は入っています。

ビタミン入りなど健康に良さそうなイメージのものも売っていますが、砂糖の弊害の方が大きいのです。それにビタミンは野菜からとりましょう。

 

⑤フルーツジュース

フルーツジュースは体に良さそうなイメージがあると思いますが、フルーツジュースを定期的に飲むことはあまりお勧めできません。

現在販売されているもののほとんどは、濃縮還元のフルーツジュースです。これは本物のフルーツではありません。絞った果汁を加熱して濃縮しています。その時点でほぼビタミンはありません。それに香りも少なくなるので、香料や砂糖を足しているものも多くあります。果物には含まれている食物繊維もジュースにするとなくなってしまいます。

糖分の量は、炭酸ジュースと変わらないものもあります。

家庭で果物をジューサーにかける場合は、まだビタミンなどは残っていますが、できれば果物はジュースにしない方が良いのです。そのまま食べた方が食物繊維も一緒に摂ることができます。そのほうが、血糖値の急上昇を抑えることが出来るのでお勧めです。

 

⑥栄養ドリンク

栄養ドリンクの元気になる秘密は「カフェイン」が多めに入っているので、残業で疲れて眠くなった時にも、しゃっきりと起きたような気分になるのですね。眠いのにどうしても運転しなければならない緊急時だけなら良いかもしれません。ただ、いつも飲んでいるとカフェイン中毒にもなりますし、夜に無理やり起こされて体のリズムも変調をきたします。いつも栄養ドリンクで元気づけていると、それが無いときには余計に疲れたような気分になってしまい悪循環です。

眠りの質も悪くなる可能性もあります。アンチエイジングには睡眠は大切ですよね。

 

普段飲んでいるものを見直してみませんか?

知らず知らずのうちに、体に負担をかけているかもしれませんよ。

普段口にする水分は、体に必要なものをしっかりとりましょう。

体に必要な水分は「」です。

意識して水を飲みましょう。

 

 

 

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<参考>

日本食品成分表 2020   医歯薬出版